外気の影響を受けやすい保管環境

日常生活で利用頻度の低い荷物の保管で活用する人も多い屋外型トランクルームのデメリットの一つが保管環境の悪さです。業者によって多少の違いはありますが、屋外型はコスト削減を理由に大半の所が鉄製のコンテナを利用します。鉄製のコンテナは広々としたスペースで荷物がたくさん収納できる反面、外気の影響を受けやすいのは否めません。平均気温が低めの冬の時期は、鉄が冷やされることで中の温度も急激に下がります。逆に夏場の日中は直射日光で鉄が熱せられるので、外よりも気温が高くなるケースも珍しくありません。そのため、美術品やワインといった一定の温度のキープが条件となる物を入れることが難しくなります。保管できる物が限定されてしまう点は屋外ならではのデメリットです。

セキュリティ対応が緩い

屋内型と屋外型の大きな違いがセキュリティ対応の差です。屋内型トランクルームは入り口で身分証明の提示、利用できる時間の制限など万全の警備体制が敷かれています。一方で屋外型トランクルームは大半の所が入出に許可を求めていません。警備員が常駐している所は少なく、遠隔操作の監視カメラによる確認が基本です。煩わしい手続きを踏まずに24時間自由に荷物が出し入れできる点は大きな魅力と言えます。しかし、制限が設けられていないためトランクルームの契約者以外でも敷地内に立ち入ることは可能です。人通りの少ない夜間に窃盗の被害に遭ったというケースもあります。トランクルームでの盗難被害は自己責任となる場合が多いので気を付けなくてはいけません。

レンタルコンテナはコンテナそのものを借りて自由にものをしまえるサービスです。トランクルームなどよりも広いことが多いので、大型の荷物を預けやすいという特徴があります。